
益々顕著になります少子高齢化は、さまざまな問題を抱えています。特に身寄りがない方の場合、アパート入居・病院への入院・施設入所の身元保証人不在、老後の財産やお墓の管理など、悩みは深刻です。こうした問題を解決するため、大学教授・弁護士・司法書士・お寺の住職などを含めた市民が集まり、行政や専門関係者とともに活動をしようと、2001年9月にNPO法人きずなの会を設立しました。
法人設立以来、きずなの会は、身寄りがない高齢者や障害者の方、身寄りがあっても頼みにくい方たちの万一の時に「家族の代わりになって」支援することを目的として、幅広く活動しています。
しかしながら、きずなの会はあくまでNPO法人であり、医療や福祉関係の専門化の集団ではありません。そこで、病院のケースワーカー・行政・福祉関係者・ケアマネジャーの方々に広く呼びかけ、「専門家のための事例セミナー」を行い、より適切な支援提供のための研究・研修活動にも取り組んでおります。
これからも、あらゆる専門家のみなさまと協働して、深刻化する問題を解決するための努力をしていきたいと考えております。
子宝に恵まれなかったり、子供がいても遠くに住んでいたりする。兄弟も高齢になってあまり頼りにできないし、甥姪とは関係も疎遠に近い。このように血縁関係が希薄化する社会の中で、高齢者や障害者は将来に対して不安を抱えながら暮らしています。一方、個人を大切にする考えが浸透する中で、血縁に頼ったり、人に迷惑かけたりせず、最期まで自分の力で生きたいという考えの方もいます。
こうした高齢者や障害者を支援するために、身元保証や生活支援、葬送支援をするNPO法人「きずなの会」が名古屋を中心に岐阜、東京などで支援活動を展開しています。私は民生児童委員をしていて、静岡県にもこの組織の必要性を痛感し、時間をかけて設立準備を進めてまいりました。多方面の方々の協力を得たおかげで、平成20年12月18日きずなの会静岡の事務所を静岡市に開設することができました。地域のこうした高齢者や障害者の方々に安心して暮らしていただくことが静岡設立の大きな目的です。
〒422-8062 静岡市駿河区稲川3-1-24内山ビル2階